ほぼ日の谷川俊太郎質問箱に寄せられた質問とその解答が、糸井重里さんの記事に取り上げられてました。


質問:
どうして、にんげんは死ぬの?
さえちゃんは、死ぬのはいやだよ。(6歳)
(追伸:これは、娘が実際に母親である私に向かってした質問です。
目をうるませながらの質問でした。正直、答えに困りました~)


谷川俊太郎さんの答え:
ぼくがさえちゃんのお母さんだったら、
「お母さんだって死ぬのいやだよー」
と言いながらさえちゃんをぎゅーっと抱きしめて
一緒に泣きます。
そのあとで一緒にお茶します。
あのね、お母さん、
ことばで問われた質問に、
いつもことばで答える必要はないの。
こういう深い問いかけにはアタマだけじゃなく、
ココロもカラダも使って答えなくちゃね。


世の中の問題のすべてに言葉で返す必要はないのだ、と。
一緒に抱きしめて、一緒に泣いてあげたっていいのだ、と。


今夜は、
ぼくも、
抱きしめて上げられる人間でありたいと願いました。